妊婦健診
当院の特徴
セミオープンシステムを利用した妊婦健診
32~34週頃までは当院で、それ以降は出産予定の病院で妊婦健診を受けるというシステムです。
妊婦の利便性と分娩の安全性を兼ね備えたシステム導入により、安心・安全なマタニティライフが過ごせます。
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4D超音波で赤ちゃんの立体動画を観察
4D超音波とは、赤ちゃんが立体的で、動きがよりリアルに観察できる超音波のことです。
当院では赤ちゃんの成長を毎回2D/4D超音波で確認しています。
希望者にはスマホからいつでも!どこでも!ご覧いただけるエコー動画サービスを提供していますので、我が子の成長を皆さんでお楽しみいただけます。
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※当院妊婦健診中ではない方にも対応しています。お電話でご予約ください。
助産師常駐
妊娠生活で困ったこと、不安なことがあればいつでもお気楽にご相談ください。
また、「妊娠・出産については不安なことがたくさん!じっくり相談に乗ってもらいたい!」
というご要望に応え、希望者には助産師外来にてゆっくりお話を伺います。
妊娠の診断
妊娠とは、子宮内に赤ちゃんを入れた袋(胎嚢)が観察できることで診断されます。妊娠の診断は超音波検査で行います。最後の月経初日から5週目以降(月経予定日から1週間後)を目安に受診してください。最終月経開始日が不明または月経不順の人は市販の妊娠判定で陽性になれば受診してください。
妊娠の兆候がみられたら、胎児の健全な発育と母体の健康のためにも、速やかに検査を受けるようにしてください。
分娩予定日の決定
分娩予定日は、受精日を妊娠2週0日として計算し、妊娠40週0日目となります。
胎児頭殿長(頭の先からお尻の先までの長さ)が15~40mmの頃(妊娠8~10週頃)が最も胎児の個体差がなく分娩予定日の決定に優れていると報告されていることから、この時期に分娩予定日を決定します。
母子手帳の交付
胎児心拍の確認~分娩予定日が決まれば住民票のある区(市)役所または保健センターで母子手帳を交付してもらいます。特に妊娠の証明は必要なく交付してもらえます。その時配布される妊婦健診受診票(クーポン)は健診のたびに必ず持参してください。クーポンにより一定の金額が優遇されます。
妊婦健診の間隔
- 妊娠10週くらいまで(分娩予定日が決まるまで):1−2週間に1回
- 妊娠10~23週(第6月末)まで:4週間に1回
- 妊娠24~35週(第7~9月末):2週間に1回
- 妊娠36~出産:1週間に1回
(妊娠34~36週からは分娩先での健診となります)
妊婦健診の項目
妊娠初期(10〜12週頃)
- 母体体重・血圧測定、尿検査
- 血液検査
血液型(血液型・不規則抗体)、血算(貧血、血小板)、血糖、B型・C型肝炎、HIV、梅毒、風疹、トキソプラズマ、HTLV-1
その他、セミオープン提携先病院により追加があります。 - 子宮頸がん検診
- 経腟超音波
定期健診で毎回行う検査
- 母体体重測定、血圧測定、尿検査
- 経腹超音波
- 当院では胎児が立体的でよりリアルに見える4D動画を毎回撮影しています。
希望者にはスマートフォンやタブレット、パソコンからアプリをダウンロード→登録するだけでいつでも閲覧できる「エコー動画館」サービスを提供しています。妊婦健診に同伴できないパートナー様や実家のご家族も、これでいつでもどこでもお腹の赤ちゃんと対面できます。 - QRコードシート料として初回のみ2,500円(税込)がかかります。
妊娠中期(22~26週頃)
- 母体体重・血圧測定、尿検査
- 血液検査
貧血、50gGCT(妊娠糖尿病スクリーニング検査) - 経腹超音波
その他、セミオープン提携先病院により追加があります。
妊婦健診最終週(30~34週)
- 母体体重・血圧測定・尿検査
- 経腹超音波
- 経膣超音波(子宮頚管長計測)
- 紹介状
その他、妊娠中に行う検査
- 経腟超音波(前置胎盤の有無確認、子宮頸管長の測定)
- 性器クラミジア検査
- その他、必要に応じて検査があります
セミオープンシステム連携施設
当クリニックは下記の分娩施設とセミオープンシステムの提携をしています。
同システムとは、妊婦健診(妊娠32~34週頃まで)は地域のクリニックで受け、それ以降の健診と出産は里帰り先の病院や都内のセミオープン連携病院で行うというシステムです。クリニックでの健診中に母児に異常が起きた時や緊急時には、分娩施設(里帰り出産の方は聖母病院)で速やかに対応していただける仕組みになっています。
妊婦にとっては住居や職場から近く通いやすいクリニックで健診を受けることにより通院の負担軽減や待ち時間の短縮となり、また何かあった時には速やかに連携病院を受診することができるので、安心してマタニティライフを送ることができます。
このシステムは妊婦の利便性と分娩の安全性を同時に実現できるシステムなので、ぜひご利用ください。
セミオープンシステム連携施設
- 東京大学医学部附属病院
- 聖母病院
- 国立国際医療研究センター病院
- 東京女子医科大学病院
- 東京衛生アドベンチスト病院
- JCHO東京山手メディカルセンター
- 慶応義塾大学病院
- 順天堂大学医学部附属順天堂医院
- 愛育病院
- 都立広尾病院
その他の病院はお問い合わせください。
クアトロ検査
クアトロ検査とは、いわゆる出生前診断のひとつです。出生前診断とは、生まれる前に胎児の病気や奇形の有無があるかどうかを調べる検査のことです。
この検査は、妊娠15週頃に母体血液を採取し、胎児由来の4種類の成分(AFP、hCG、uE3、InhibinA)や年齢などいくつかの因子を総合して、胎児の染色体異常(18トリソミー(エドワード症候群)、21トリソミー(ダウン症候群))、開放性神経管奇形(二分脊椎、無脳症)の3つの確率を知ることができます。母体の採血だけでできる検査です。但し、あくまでも確率なので、確率が高かった場合には確定診断として羊水検査が必要です。セミオープン登録妊婦であれば羊水検査が必要な場合にはご紹介させていただきます。
料金 | ¥28,500(税込) |
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